一重まぶたの深い悩みから解放された体験

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母はパッチリ二重なのに、父がつぶらな一重で、産まれた時から父譲りの目だったようです。

小学校低学年までは特に意識もせずまわりにとやかく言われることはありませんでした。

しかし高学年になったころから読み始めたコミックに出てくる女の子がみんなパッチリ大きな目で、周りの友達を見ても二重の子が多く、腫れぼったい一重まぶたをコンプレックスに感じるようになりました。

目を大きく見開いてみても限界があり、二重になんかなれません。

爪や裁縫糸、つまようじで線をつけても一瞬で消えます。同じ頃から視力が落ち始め、眼鏡にも抵抗があって目を細めて視力を確保しようとしているうちに、目つきが怖い、笑っても目が笑っていないみたいと言われるようになり、コンプレックスは増す一方でした。

中学生では、学校のリーダー的な先輩から「目つきが悪い」という理由で因縁をつけられた時期もありました。

本気でどうにかしたいと、当時読んでいた雑誌の広告で二重の整形手術やアイプチのような糸のようなグッズに目が行くようになり、中学生のお小遣いでは到底手が出なかったので、親に頼んだこともありました。

親は一重でなにが悪いの?の一点張りでなにも対策は取らせてもらえず、一重の悩みは解消することはありませんでした。

しかし、この悩みを仲の良かった友人に思い切って相談したところ、その友人は私が憧れるパッチリ二重だったのですが、二重は二重で、ギョロ目って言われて嫌だ、目が大きくて怖いと言われるなど、まさかな悩みがあったと知ったのです。

そして、その友人は私の一重を肯定し、笑った時に目がクシャってなってがすごくかわいいと言ってくれた時は涙が出ました。

それから、一重をコンプレックスに感じ暗く沈み込んでいたらそれまでだと、私の場合は二重対策を親に全否定されてどうにもできない諦めもあり、友人に言ってもらえた肯定の言葉が何よりの励みとなり、極力笑って過ごすようになりました。

そうしたら不思議と一重に関してとやかく言われることもなくなっていき、笑うように心がけているうちに自然と笑顔が定着して明るく過ごせるようになりました。

上述の二重の友人もそうですが、羨ましいと思うパーツを持っている人でもそれぞれ悩みがあるんだということも、気持ちが楽になる要素でした。前向きになれる言葉をくれた友人には、心から感謝しています。

気の持ちようで表情も性格も変わるんだということを実感した体験でした。

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